(平成17年2月1日〜)

気になる射手


大和流 市川信光(虎四郎)範士
弘化3(1846)年〜大正14(1925)年

稲垣源四郎先生の著書の中で「明治時代往年の射手の残身」として紹介されていました。また、「軽妙な小離れ」としても紹介されていたような気が・・・?。
首筋・左肩周囲から弓手々先までの筋肉を観察する事によって、容易に鋭く強い離れが推察出来ます。これだけ強い弓手でないと小離れなんて到底無理な話なんでしょうね。また、矢摺籐で分かると思いますが、弓返りをしても全く弓が落ちていません。弓手を「ぱっ」と開ける癖のある自分に対して猛省を促されています・・・。

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